こんにちは、リナです。
私には医療事務の経験が7年以上あり、いまも仕事を続けています。
医療事務って「働きかたの自由がききそう」とか「普通のパートで働くよりもお給料がよさそう」というイメージがありますよね。
わたしも最初は休憩時間が長くてお給料がいいところに惹かれて、医療事務の世界へ飛び込みました。
医療事務講座って通学や通信講座がいっぱいありますよね。
- 通学講座
- 通信講座
どちらを選択するか悩むところです。
通学・通信のどちらにも、メリットはあります!
現役医療事務員のわたしがオススメの医療事務講座をご紹介します。
この記事を読んでほしい人
- 医療事務の世界へ飛び込んでみたい人
- 資格はどこで取ればいいのか迷っている人
- 働きだしてから役に立つ勉強をしておきたい人
- クリニック(診療所・医院)で働きたいと考えている人
医療事務の知識なんて私もまったくなかったです。
未経験でしたが講座を受講して基礎学習をしておいたから、挫折しないで続けることができました。
参考になれば幸いです。
医療事務のお仕事って、想像してたよりも覚えることがたくさんありました!
医療事務の資格取得におすすめの通学講座を紹介します
私がおすすめする資格取得の講座です。
- 実際に働き始めてからほんとうに役に立つ知識を学べる講座か
- 初心者にも分かりやすい内容か
という点を重視して選びました。
ニチイ学館の医療事務【 通学講座 】
はじめに紹介するのはニチイの通学講座。
私自身もニチイの通学講座で資格を取得しました!
何年まえのことかな。笑
私が思うニチイ通学講座の一番の魅力は、「わかりやすい教材」です。
ニチイの教材は、初心者にも分かりやすく書かれています。
テキストの内容はめちゃくちゃ充実していて、実際に働くときに必要になってくるポイントをしっかりおさえてありました。
病院・診療所(クリニック)のどちらにも対応した学習内容だから、自分に向いているのは病院か診療所なのか分からない人やどっちにしようか迷っている人におすすめ。
テキストは品質が高い厚生労働省認定テキストだから安心です。
もうひとつの魅力がコンピューター専修コース。
医療現場で実際に使う「医療事務専用のコンピューターソフト」を使って勉強できるので、現場のイメージをなんとなく掴むことができて、すごく助かります。
個人的にはコンピューター専修コースを、セットで受講するのがおすすめです。
勉強以外にもニチイ学館で資格取得してよかったと思ったメリット。
ニチイ学館は近隣の医療機関と繋がりがあって、周辺の病院の雰囲気なんかも教えてもらえました。
現場の雰囲気が少しでもわかると安心できますよね。
- 初心者にも分かりやすい教材
- 高品質の厚生労働省認定テキスト
- とにかくテキストの内容が充実している
- コンピューターコースなら働く現場をイメージしながら学べる
- 病院と診療所(クリニック)のどちらにも対応した内容
おうちで学べる!医療事務の資格取得におすすめの通信講座4つ【未経験者でも大丈夫です】
とはいっても「お金や時間の問題もあるし、とりあえず通信講座で勉強してみたい!」っていう人も多いはず。
通信学習のメリットはこちらです。
- 費用が抑えられる
- 勉強時間が自由にとれる
- 自分のペースで学べる
今回は通信講座を3つ、厳選してご紹介します。
ニチイの「医療事務講座 通信コース」
通学コースと同じ教材(厚生労働省認定テキスト)を使って勉強できるのが魅力。
充実した内容なのに分かりやすくなっているテキストだから、ひとりで学習を進めるときも安心です。
そして無料聴講制度といって、5回まで通学授業に参加できる制度があるのが嬉しい。
サポートも充実していて、専用サイト・電話などで何度も質問できます。
この電話サポートがポイント。
医療事務の質問って、文章にして伝えるのがむずかしかったりするけど、電話ならモヤモヤをそのまま伝えればいいから解決しやすいです。
しかも無料でサポートしてくれるからスゴイ!
通信講座は通学コースより費用も抑えられてお得になっています。
- 通学講座よりコスパがいい
- 初心者にも分かりやすく充実した内容の教材
- 病院と診療所(クリニック)どちらにも対応した内容
- 無料聴講制度があるから安心して勉強できる
- サポートが手厚い
ユーキャン「医療事務講座」
なんといってもコスパの良さが魅力です!
ユーキャンの講座は、医療事務の基礎を重点的に学習できる内容になっています。
イラストや図なんかも豊富で、未経験者に優しいテキスト。
テキストは見やすいようにフルカラーになっているから、理解しやすいです。
ユーキャンの素晴らしいところは、テキストを持っていなくても、スマホやパソコンから学習できるデジタルテキストがあるところ。
めちゃくちゃ便利です。
ただ注意点としては、基礎だけに絞っているので実務では物足りない部分があります。
勉強には自信があるから基礎学習ができればオッケー、勉強は苦手だから基礎をしっかり学びたい、医療事務が自分に合っているか試してみたい、そんな方におすすめします。
わからない事があったらメールで質問することも可能。
- スマホやパソコンで自由に勉強ができる
- 基礎部分をしっかり勉強したい
- コスパ重視
- 勉強に自信がないから優しい内容の講座で始めたい
- 予習として最低限の学習ができればいい
ヒューマンアカデミー「医療事務講座eラーニングコース」
「医療事務eラーニングコース」は、医療事務の基礎が学べる入門講座。
ヒューマンアカデミー最大の魅力は、eラーニングコースを選ぶと、講義動画をみて勉強できるところです。
もちろんテキストも付いてきます。
テキストと一緒に「診療報酬完全攻略マニュアル」という、かなり使えるマニュアル本もセットになっているのも魅力。
実務でも使われることが多い、就職したあとも役に立つ嬉しいアイテムです!
仕事を始めたら戦力になれるように、もう少し広い範囲をしっかり学習をしておきたい方には「医療事務+診療報酬請求事務能力認定試験セット」をおすすめします。
教材としてついてくる「診療点数早見表」は、私も仕事中に使用していますよ!
最初から能力試験セットを選ばずに、様子をみてあとから「診療報酬請求事務セット」だけを購入・受講することもできます。
自信がない方は医療事務講座から受講してみるのがおすすめです。
分からないことは質問回答システムから、無制限で聞くことができます。
就職のサポートもしてくれる、頼もしい講座です。
- eラーニングで講義動画をみながら学習できる
- 医療現場で実際に使われている点数本がセットになっている
- 基礎を学べるコースか、診療報酬事務能力試験に対応したコースか選ぶことができる
- 「医療事務講座」はコスパがいい
- 就職サポートもしてくれる
資格の大原「医療事務3級から学ぶ2級合格コースWeb通信」
資格の大原の素晴らしいところは、自分が目指している就職先は「病院?診療所(クリニック)?」で、学習内容をコース分けしてくれているところです。
病院に就職しようと考えているのに、訪問診療や診療所の勉強をしても実務では役に立ちません。
診療所(クリニック)にしようと思っている人が、病院の包括点数のことを学んでも役に立つことはありません。
このコース分けは学ばなくてもいいところは省いて、無駄なく勉強できるから素晴らしいです。
学習スタイルはいくつか選べますが、web通信スタイルが一番おすすめ。
インターネット環境さえあれば、パソコン・スマホ・タブレットでいつでも受講できます。
スマホやタブレットに専用アプリをとれば、講義動画をダウンロードすることも可能。
大原のテキストの魅力は、各級ごと1冊にまとめてあって、図解や事例を多く取り入れて、分かりやすい工夫がしてあるところです。
1冊に大事な部分を要約してくれているから、勉強効率がいいです。
分からないことがあったら、電話やメールで質問に答えてくれるから安心ですよ。
就職サポートもあって、2級以上を修了すると人材派遣会社を紹介してくれます。
- どこで働きたいかによって、コースを選べるから効率がいい
- 2級以上を修了すると人材派遣会社を紹介してもらえる
- テキストが多く複雑にならないように、1冊に要約してある
- ネット環境さえあればいつでもどこでも勉強できる
- 値段もお手ごろ
医療事務講座で取得できる資格
上記で紹介した講座・コースで取得できる資格の一覧です。
講座名 | 資格名 |
---|---|
ニチイ 医療事務講座(通学・通信) | 医療事務技能審査試験 (一般財団法人 日本医療事務教育財団) メディカル クラーク(R)の称号がもらえる |
ニチイ 医科コンピュータセット | 医事オペレータ技能認定試験 (一般財団法人 日本医療事務教育財団) ・医療事務技能審査試験も別に受験できる メディカル オペレータ(R)の称号がもらえる |
ユーキャン 医療事務講座 | 医療事務認定実務者(R)試験 (NPO法人 全国医療事務福祉教育協会) |
ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」 医療事務講座 | 医療事務認定実務者(R)試験 (NPO法人 全国医療事務福祉教育協会) |
ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」 診療報酬請求事務能力認定試験対策セット | 診療報酬請求事務能力認定試験 (公益財団法人 日本医療保険事務協会) ・医療事務認定実務者(R)試験も別に受験できる |
資格の大原 医療事務3級から学ぶ2級合格コース | 医療事務(医科)能力検定試験 2級 (一般財団法人 日本ビジネス技能検定協会) |
講座と試験名 | 会場 | 合格率(平均) |
---|---|---|
ニチイ 「医療事務技能審査試験」 | 在宅 | 50〜60% |
ニチイ 「医事オペレータ技能認定試験」 | 会場 | 80%前後 |
ユーキャン「医療事務認定実務者(R)試験」 | 在宅 | 60〜80% |
たのまな 「医療事務認定実務者(R)試験」 | 在宅 | 60〜80% |
たのまな 「診療報酬請求事務能力検定試験」 | 会場 | 30%前後 |
大原 「医療事務(医科)能力検定試験 2級」 | 在宅 | 80〜90% |
- 医療事務の資格はすべて民間資格になります。
医療事務の資格って、持っていても評価されないときも多いです。
面接のときに「そんな資格持っていてもな…」と言われてしまった友人もいました。
だから資格がなくても採用してもらえることって、意外と多いです。
ですが個人的には基礎学習だけでも、しておくことをおすすめしたいです。
採用してもらえても、医療事務をまったく知らないところから始めると、かなり苦労することになると思います。
はじめに勉強することで、自分への負担が軽くなりますよ。
医療事務の資格取得する意味ってあるの?
資格がなくても医療事務はできるのに、あえて「資格をとる」意味ってあるのかな? と考えてしまいますが、
意味はちゃんとあります。
理由として
- 資格を取得しておけば、お給料をあげてもらえる可能性が高い
- 少しでも基礎知識を身につけてあると、働き始めたときの大変さが全然ちがう
- 働き始めたあとの勉強時間短縮になる
- そもそも医療事務に向いてるかを見極められる
などがあります。
医療事務は覚えることが多いから、独学で学びながら働くのはかなり大変です。
家事や育児に忙しい主婦の人や、今はちがう仕事をしているけど転職したいと思っている人は特に、働き始める前にある程度の基礎を学んでしまうのを推奨します。
資格取得をしておくと実際に働きだしてから、必ず「少しでも勉強しておいてよかった〜」と思えるときが来ますよ。
就職したあとの学習も大切。
どこの職場でも同じだけど、資格を取得して働き始めたあとも勉強は必須です。
自分専用の医療事務ノート作りがおすすめですよ。
以上。私がおすすめする医療事務講座の紹介でした。